乗るんじゃなかった観覧車

自分が高い所が苦手だということを忘れていた。
子ども達ははしゃいでいるが、私はうつむきながらただジッとしているだけ。
無事に降りられることをひたすら祈り続けている。
コラ！席から立つんじゃない！
揺れるではないか。
こっちの席に来なくていいってば！
あー！傾いちゃてるじゃないか！
もー。もー。
お願いだから静かにしててくれ～。