2013年6月12日水曜日

次第に恥ずかしくなる存在

沖縄県吹奏楽祭が、沖縄市民会館にて開催された。
ウチの娘も参加している。
しかし、私が到着したのが演奏終了後だったため、残念ながら晴れ姿をみることは出来なかった。
入場料が1,200円もするので、ケチは私は入口で娘を待つことにした。
なにやらロビーが騒がしい。よくよくみるとロビーで娘の学校の集合写真を撮影している最中だった。
私はガラス越しに手を振った。
お父さんはここにいるよー。ちゃんと迎えに来たからねー。
しばらくして娘は気づいてくれた。娘以外にも幾人かの子が私をみつけてくれた。
あっ。あの子も吹奏楽部に入ったんだ。この子もそうか。
嬉しくなり、一層大きく手を振った。
撮影が終わり、娘が私のところにやってきた。
何やら憤然としている。一体どうしたんだい?
「あんなに手を振ったら恥ずかしいじゃない。もう絶対やらないでよね!」
なんだい。ちょっと手を振っただけじゃないか。
「お父さんは黙ってても恥ずかしいんだから、これからは何もしないで!」
親に向かって、何てことを言うのだ。まったく面倒くさい年頃になったもんだ。
娘よ。いろいろなことが恥ずかしい年頃だというのは理解できる。
しかし、私は懲りないよ。


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