2013年6月13日木曜日

初めてのカレーうどん

「お昼は何にしようか?」
「すき家がいい。」
「ドラゴンがいい。」
「絶対にすき家!!」
「ううん。ドラゴン!!」
まったく、いつもこれだ。自分の主張を曲げようとしない。
というよりも、相手と違う意見を述べ、無理やり実現させようとしているように思える。
お互いの意見を尊重しあうとか、譲歩するとか、そういった気持ちにならないものか。
私が子どもの頃は、外食と聞いただけで小躍りしたものだったのに。
「じゃあ、丸亀製麺にしようか。」
二人とも納得していない。自分の意見が通らなかったことに腹を立てている。
ま、我を通すというのは、子どもの特徴なのかも知れないが。
「カレーうどんでも食べてみる?」
返事がない。まだむくれている。
はー。疲れるぜ。機嫌を損ねるのは一瞬だな。
「ほら、お父さんのカレーうどんを、ちょっと食べてごらんよ。」
少しずつ食べだした。
口には出さないが、気に入ったらしい。
結局、私のカレーうどんをほとんど平らげてしまった。
なんだよー。結構満足したみたいじゃないか。
素直じゃねぇなぁ。


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