沖縄最恐のすべり台

合唱大会のため、娘を沖縄市民会館に送り届けると、息子が近くの公園のすべり台に乗りたいと言い出した。
「大丈夫？沖縄で一番恐いすべり台なんだよ〜。」
行ってみたら、合唱の出番を待ってる中学生達が占領している。
ほー。中学生でも恐いみたいだな。
微笑ましいというか、結構笑える。
担任の先生の集合の声で中学生が退散し、息子の番が訪れた。
「お父さんも滑ろうよ。」
ちょっ、ちょっと待て。
なにやらヤバイ予感がする。
それに階段を登って滑るという行為が億劫だ。荷物もあるし。
でも仕方ない。
私が背中を押さねば滑る勇気が出ないようだ。
そして、いざ滑るとなると私も案外ビビってしまった。結構高い...
でもでも...いざ滑らんっ！
息子にカッチョいいところをみせなくては。
ワン、ツー、スリー、ゴー！
一瞬、体が宙に浮く。
あー滑らねば良かったー。
息子は大喜び。
「おもしろーい！次はうつ伏せでやろっ！」
ヤバっ！