2012年9月5日水曜日

ゼロの焦点の記憶

「ゼロの焦点」を読んだのは、中学生の時だったと思う。
面白かった。他の推理小説と違って人間模様がよく描かれていた。
と記憶している。
あれから数十年経った今、「ゼロの焦点」をどのように感じ、受けとめるのだろう。
そんな期待を抱きながら、TSUTAYAでビデオを借りて観てみると...ありゃま。
ストーリーをちっとも憶えていない。ラストシーンすら記憶にない。
中学生で感じたのは、一体なんだったんだ。
ただ背伸びして読んだだけなのか。
まったくもう。結局は、自分に嘘をついていて、その嘘を数十年間真実だと思い続けていたのかも知れない。
そんなことがあり得ると感じている自分が情けない。


0 件のコメント: