2012年6月27日水曜日

横断歩道を走り抜ける子ども達

信号が青に変わり、子ども達が横断歩道を渡りだす。
青が点滅しはじめた、子ども達は急ぎ足になる。
と思えば、遠くから俊敏に脱兎のごとく走り抜ける子どももいる。
大人の立場からは「少し待ちなさい。」と諭すのが正しいのかも知れない。
ちょっと信号待ちするぐらい大差ないことなのに。
しかし「信号が青になったから今すぐ渡りたい。」という気持ち、そして瞬時にそれを行動に移してしまうというのは子どもならではなのか。
しばらく大人をしているといつの間にか、疲れるから、汗をかくから、傍目があるから、などを理由に走ることが億劫になっている。
ひょっとすると、私自身が子ども時分に持っていた何かを失ってしまっているのではないか。
なにやら、子ども達が羨ましく輝かしく思えてくる。


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