2013年4月24日水曜日

定番もんじゃ焼きを食す

店員さんは、福建省出身のきさくな中国人だった。
中国人に、日本の食べ物を焼いてもらうってのも変な感じではあるが。
「そろそろ食べてもいいのかな?」
「もうちょっと待ってください。」
はーい。注意されてしまった。
しばらく待つと、モチがいい感じに溶け出し始めている。
店員さんからOKをもらい、やっとこさ口に入れることができた。
うんまい。そうそうこんな味だった。
「もんじゃ焼きって、バーベキューの鉄板でも焼けるの?」
「バーベキューの鉄板は薄いからね。難しいと思います」
ふーん。そんなもんなんだ。
じゃ、もんじゃ焼きって、お店でしか食べれないってことなのかな。
「お客さん。ちょっとヘラを貸してください。」
なになに。一体なにすんの?
「ヘラはこうやって使うんですよ。」
鉄板についている出汁をこそぎ落としている。
なるほど。こうすれば、うまい具合にオコゲが出来るのか。
ありがとう。福建省に戻ったら、日本の文化を紹介する意味でも、是非もんじゃ焼きを広めてくださいな。
「いえ。中国人は、キャベツ嫌いですから。」
あらま。


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