2009年6月25日木曜日

不審者対策とサスマタ

娘の通っている小学校が、不審者対策の訓練をおこなうことになった。
私が不審者役である。周りからは"適役"と言われてしまった。こんなに善人顔なのに。
サングラスと帽子をかぶって、不審者を演じることにする。
生徒をあまり怖がらせてはいけないとの事なので、あまり声を荒げたり、大胆な行動は控えるようにしなくてはならない。
さて、打ち合わせ通り、4年2組の教室の前をウロウロし、ガラス越しに教室の中を覗いてみると、あらま、女子生徒が恐怖におののいているのがわかった。
事前に訓練と知らせていても怖いものなんだな。これじゃあトラウマになってしまうかもしれない。
なので、やはり派手な行動をとらずに教室に入るようにする。
生徒たちは順調に避難できたようだ。すると私と先生方だけが残った格好になる。
とりあえず、形だけ先生を襲うふりをする。そしたら先生方がさすまたで私を捕らようとする。
なんだか不思議な気分だ。自分が何か悪いことをした気になってしまう。
どうせなら、いっそ暴れてしまおうか。なんて少し頭をよぎったが、おとなしくお縄を頂戴したのであった。
ま、台本通りにコトが進んでメデタシメデタシといったところか。

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