2009年4月6日月曜日

「豆腐よう」は珍味の王様

「豆腐よう」とは、島豆腐を泡盛と麹で発酵させた、沖縄の伝統食品である。
たいていの酒飲みは、「豆腐よう」を酒の肴に最適だと思ってるのではないだろうか
この深い味わいとコクは、まさしく泡盛のあてにふさわしい。
「いや、私は好きではない。」という御仁にあまりお目にかかったことがない。
ぷーんと独特の香りを発するが、世にあまたある珍味よりはクセが少なく、チーズを濃厚にした味わいをじっくりと楽しむことができる。
つま楊枝で、四隅から少しずつ切り崩しながらいただくといた食べ方が、おしゃれであり気品すら感じてしまう。
ホレ、旨いではないか。皆でこの美味しさを少しずつ楽しもうではないか。
しかし、私の周りの若い連中は、発酵した豆腐よりも、から揚げや、やき鳥に関心があるようだ。
まぁ良い。私がひとりじめして、ゆっくりと味わうことにしよう。
まったく、わかっちゃないなぁ。

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