2011年12月14日水曜日

がちゃがちゃのふわふわパン

「お父さん。お願い。このガチャガチャやらせてー。」
と、ねだる娘。
「これ持ってるんじゃないの?」
「だって、一個だけなんだもん。もう一個欲しいの。」
なんじゃいその理由は。
そうかいそうかい。まず、こっちの言い分を聞いてくれ。
あなたの欲しい物を次から次へ買い与えてると際限がない。
モノを大事にするってことがなくなるではないか。
いいかい。100円をあげたくなくて言ってるんじゃないよ。
本当に欲しくて必要なモノであれば、買うことに対してやぶさかではないのだよ。
「だって本当に欲しいんだもの。」
そうきたか。うーん。何て言い返せばいいんだろう。
結局、諭すことに疲れてしまった私は、娘に100円を与えてしまった。
ここら辺を面倒に思ってしまうところが私のイケナイ部分なのだと思う。
そして、念願のふわふわパンを手に入れ、顔を輝かせている娘を見て「100円あげてよかった。」と感じてしまうところもイケナイんだろうな。


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