2009年10月21日水曜日

空港へ向かうゆいレールにて

脳梗塞で2年以上植物状態で入院していた親父が死んだ。
2年前倒れた時に意識が戻らなくなっており、いつ死んでもおかしくない状態だったので、今は悲しいという感情もあまり湧いてはこない。
ついに、この時がやって来たのかというぐらい。
だが、親の死に目に会えなかったことに対して悔んではいる。でもしょうがないだろう。
どうせ意識がなかったのだからと、自分を納得させている。
今は、6才の息子を連れて、実家の神奈川に向かっているところである。
息子はすっかり旅行気分だ。飛行機に乗って神奈川に着くと、楽しいことがたくさん待ち受けていると思っている。
通夜や葬式の間、おとなしくしていられるのだろうか。
6才の頭脳では、人が死ぬってことをあまり理解できないだろう。
しかし、親父が大好きだった孫のひとりだ。しっかりとお別れの挨拶をさせなくては。

0 件のコメント: