2009年1月27日火曜日

補助輪なしの自転車に初挑戦

5才の息子が「ケンソーで自転車の2輪車が乗りたい」と言っています。
どうも補助輪を付けていない自転車に挑戦したいらしい。
保育園で何とか乗れたので、広い場所でやりたいのだそうだ。
「ははん、本当に乗れるのかな」と疑ってはいけない。
息子の言うことの何割かは信用できないが、それでも信頼してやるってのが親の責務だろう。
「それじゃあ」ということで、沖縄県総合運動公園にやってきました。
ここでは、有料で自転車のレンタルができるのです。
さて自転車を借りる前に、いつものように入り口付近の池で、鯉にエサをあげることにする。
家から持ってきた食パンをすこしずつ千切って放り投げる。
キタキタキタ。あっという間に鯉が大群になっちょる。
鳩もやってきた、スズメも恐る恐る近寄ってきている。
食パンがなくなったところで、自転車を借りにいくことにする。
「この自転車がいい」少し興奮しているのだろうか、息子の顔つきがいつになく真剣である。
よっし、頑張るのだぞ。この子はひょっとしたら本当に乗れるのかも知れない。
手伝おうとしたが、本人は自力でなんとかしたいらしい。
とりあえず、ほっておくとするか。
さてどぉだー。おぉっ。うーん、直線はなんとか前に進むが曲がりきれないようだ。
倒れるのが怖いのだろう。自転車を支えてあげて、少しばかり手ほどきをする。
おっ、少し乗れた。直線であれば安定して乗れるようになった。
あとは、曲がり方を教えれば、自転車が大好きになるかもしれない。
頑張りなさい。もう少しだ。
「やっぱ、違う自転車がいい」なに?諦めてしまうのか。
もう少しだったのに、今が踏ん張りところなのだ。
しかし、5才の息子に何やかや言っても通じるものではない。
そして、補助輪付きの自転車に変更。
「今度来たときにまた2輪車に乗る」
よっし、その言葉を信じよう。
子育てって忍耐なのですね。

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