2009年1月29日木曜日

若者だけに聞こえる不快な音

2年ほど前の記事ですが、イギリスの会社が若者だけに聞こえる不愉快なノイズを発生する装置を開発したそうです。
コンビニとかで、たむろしている若者を追い払うのが目的とのこと。
人間の聴こえる範囲は、20Hzから20KHzと言われていますが、20代後半になると17Khz以上の音が聴こえづらくなる。
逆に未成年者はこの高周波の音がよく聴こえる。
これを利用したものですね。
今までは、たむろする若者を撃退するために、店頭でクラシックを流してたそうな、すると、若者達はなんだか落ち着かなくなって退散する。
今回のこの高周波の音は、不快な音だけに、より即効性があり、より一層の効果が得ることができる。
何だか、自分の知らぬところで意図的に高周波音が流されてるってのは少し気持ち悪いが。
しかし若者も黙っちゃいない。これを逆手にとってしまった。
未成年にしか聴こえない音なら、ケータイの着信音にすれば、授業中でも先生にバレずに使える。
ということで、モスキート音なる着信音が巷では流行しています。
ググルと、モスキート音をダウンロードできるサイトをすぐにみつけることができるのです。
さて、私はどこまでの音を聴き取れるのであろうか。気になるところである。
そして本日、高周波音を流すiPhoneアプリが登場しました。
早速やってみたところ、案の定、私はすっかりオジサンでございました。18Khzでもうアウト。
なーんにも聴こえません。
朝の朝礼で、20代~40代の社員に試しにおこなってみたところ、やはり20代前半の者にはちゃんと高周波音が聴こえるらしい。
ショック!耳の老化なんて、普段てんで気にしていなかったけど、こう結果が出ちゃうとね。
これから若者だけが通じ合える音域でコミュニケートしちゃう時代になったりして。
大人は疎外感を感じてしまうだろう。さみしいぞ。

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