2009年9月8日火曜日

小学校の体育館落成祝い

うちの子供が通っている小学校の体育館が完成し、今日は落成祝いである。
私は司会という大役を仰せつかった。多くの来賓の方々が来られるので失敗しないようにしなくては。緊張するー。
式次第は、おおよそ次の通り。
開会の言葉、幕開け(これは祝いの席なのでもちろん「かぎやで風」)、祝辞、乾杯のお音頭、余興(金管バンド)
余興(校区4字)、肝高の阿麻和利、感謝状の贈呈など。
司会って一番最初に声を出す瞬間がドキドキしてしまう。この第一声さえこなせば、度胸もついてあとはなんとかなるのだが。
そして、いくつか細かい失敗もあったけど、なんとか余興まで無事に到達。
各校区の余興に入り、私自身も落ち着いて余興をみる余裕が出てきた。
そういえば、各校区の余興をみるのって初めてだ。それぞれの伝統的な踊り、エイサー、獅子舞などを披露している。
各校区ごとに特色があり、唄と踊りは沖縄の文化に欠かせないことを改めて実感した。
そして「肝高の阿麻和利」の登場である。これはうるま市の中高生が出演している現代版組踊。
おそらく、皆が一番楽しみにしている余興ではないだろうか。
今回は、校区を卒業した20人ほどのメンバーに来ていただいた。地元の小学生からすれば憧れの存在である。
今までの公演回数は150回。総観客動員数は約10万人。沖縄を代表する組踊で、うちなーんちゅであればほとんどの人が知っている。
迫力ある音楽と躍動感溢れる踊りは観るものを圧倒する。また踊り手達の表情が素晴らしい。イキイキしている。
もう司会者であることを忘れて見入ってしまった。カッコいいのだ。
校区の伝統芸にしても、肝高の阿麻和利にしても、この素晴らしい文化がずっと継承されていきますように。
良い落成祝いでありました。

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