2009年2月16日月曜日

感謝の気持ちを忘れない子供達

学力向上対策推進実践発表大会の前半が終わり、後半に参加するため体育館に移動しました。
10分間のアトラクションが終わり、30分間の小学6年生の公開授業が始まります。
久しぶりに学生に戻った気分で受講することにする。
教材は「短歌・俳句の世界」。小学校の頃に短歌って習ったっけ?全く憶えていない。
短歌の言葉から情景を思い浮かべ、作者の思いを感じることが指導の目標のようだ。
根拠ある限られた言葉とひびきを手がかりに、その時の情景を想像していくって日本の文化ならではかもしれない。
互いの考えを聴きあい、伝え合うことによって、各々のイメージを明確にしたり、考えを広げたり、深めたり、それを先生が支援していく。
私が小学生の時にはどのように考えていたのだろうか。
ちゃーんと授業を聞いていれば、それなりに感銘を受けたのだろう。
憶えてないってことは、先生のお話をちっとも聞いていなかったのかもしれない。
とすれば、今でこそ感じるのだが「勿体ないことをした」。うーん。
少し気になったことは、先生が生徒に対して男女に関わらず「~さん」と呼んでいた。
今は、そのように統一されているようだ。少し違和感を感じる。呼び捨てでいいのにね。
そして、小学生、中学生、高校生のみの「子供フォーラム」が始まった。
それぞれが感じている夢や目標を数百人の前で発表することになる。
しっかし、大したものだ。それほど緊張することもなく、堂々と発表している。
そして驚くことに、全員が周りの人に対する感謝の気持ちが大切だと言っている。
なんとしっかりしているのだ。しっかと的を射ているではないか。
私が子供の時なんて、自分が中心に世界が回ってるなどと、素っ頓狂なことを考えていたものなのに。
この子たちは、これから立派に自分に恥じない人生を送っていくに違いない。
おそらく、私と違って今の気持ちをずーっと忘れずにいる筈だ。
私も自分の子供に対して、同じ目線で向き合い、感謝する気持ちを教えることにしなくては。

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