2009年2月17日火曜日

沖縄最恐のすべり台に再挑戦

8才の娘が「あの恐いすべり台に挑戦してみたい。」と言い出しました。
ほほぉ。何かに挑戦するってことは良いことだ。よしよし連れてってやる。
で、やってきました沖縄市にある八重島公園。
ここの「ダブルデッカー」という名のすべり台が沖縄で一番恐いすべり台と言われています。
滑るというより、垂直に落下するいった感じなのだ。
その恐怖はこの場に居合わせないとわからないかもしれない。
実際に滑ろうと手すりに手をかけた瞬間、落下する恐怖におののいてしまうのだ。
娘がイザ滑ろうとすると、やはり躊躇っている様子。
「お父さん。お手本に滑ってみて。」こう来ると思ってたゼ。
しょうがない。勇気がある父親というのを示してやらねば。
階段をてっぺんまで上り、下を見下ろすと、あぁやはり後悔の念にかられてしまった。
やめときゃ良かった。おまけに、前夜の雨で途中に水溜りができている。
拭くものも持ってきてないし、えぇいもうこのまま滑ってしまえー。
「アジャーー。」わけのわからない声を出しながら滑り落ちる。
途中で止まる予定だったのが、水溜りのせいで勢いが増してしまい、一気に最後まで滑り落ちてしまった。
うん?これは意外にも爽快ではないか。ちょっとしたジェットコースターに乗った気分だ。
それを見ていた5才の息子がわけもわからずに滑り落ちた。
「アー。コワイー。もーヤダー。」5才児にはちと酷だったかも知れない。
でも、自分で滑り落ちたというのはエライ。多少の自信はついた筈である。
さてと肝心の娘はというと、しばらく逡巡していたが、ついに手を離した。
「キャーーー。」顔面をひきつらせたまま滑り落ちている。
そして、そして滑り終えた後は充足感からだろうか満面の笑みを浮かべている。
「もう一回滑ってみたい」そうか、もう大丈夫だ。恐さが楽しさに変わったようである。
とりあえず、娘にとって今回の挑戦は大成功。
次は何に挑戦したいと言い出すであろうか。

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