2009年2月21日土曜日

なおすって修理の意味じゃない

「そこのオモチャなおしといて。」と言われたら、関東人の私は「え?修理しなきゃいけないの?」と思ってしまいます。
関西以西の人にすれば「片つける」「仕舞う」という意味のようですね。
なので、写真の三角コーンを見たときには、私は少しドキリとしてしまった。
「通学路につき、こわしたらなおして下さい」と書かれている。
こわすという表現は多少過激かもしれないが、関東人向けに訳すと「通学路につき、三角コーンを倒したら、元の位置に戻して下さい。」という意味になります。
数十年の間「なおす」を「修理する」という意味で理解してきた私にとって、なかなか慣れない言葉である。
同じように「~しましょうね」という言葉にもとまどってしまう。
おそらく沖縄だけの言い方で「一緒に何かをしよう」という意味ではなく「これから私が~する」の意味になる。
沖縄に来たばかりの頃、銀行に行っていろいろと相談していたら、銀行員の方が「では、これから計算しましょうね。」と言う。
「何?私も一緒に計算しなくてはいけないの?」と思ってしまった。
他にも、妙齢の女性から「お風呂に入りましょうね。」と言われて非常に興奮したものだが、やはり誘われた訳ではなかった。
逆のパターンで、うちなーんちゅが東京へ出張に行ったときのこと、飲み会の席で「もう、帰りましょうね。」と言ったら、周りの人たちが帰り支度を始めたとのこと。
同じ発音で異なる意味を持つ言葉には、なかなか慣れないものです。

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