2009年8月3日月曜日

倉敷ダムに消えたボール

倉敷ダムは、うるま市と沖縄市のふたつの市にまたがっていて、市民の憩いの場としても整備されている。
水遊びを楽しめる広場、展望タワー、資料室など。魅力的なのは、なんといっても広大な広場である。
うちの子供たちも、倉敷ダムの広場を利用したレクレーションに何度か参加したことがある。
ダム入口から左手には、貯水池の中へ突出している取水塔があって、外観は首里城公園にある弁財天堂と天女橋をモデルにしたそうだ。
ここからの眺めは素晴らしい。だけれども、手すりから下の貯水池を覗き見ると、かなりの高さにビビッてしまう。
やや高所恐怖症である私は足がすくんでしまうのだ。それなのに、うちの子供たちは、キャッキャッと走り回っているではないか。
それもボールを蹴りながら。手すりは大人の肩程度の高さなので、よもや落ちることはないとは思うのだが、やはり心中穏やかではない。
なんとなく不安だ。そして怖い。とその時「キャー。やっちゃったー。」との声が。何をやっちゃったの?どんなトラブルが発生したの?
話を聞くと、蹴飛ばしたボールが貯水池に落ちてしまったとのこと。
だから、注意したではないか。まったくもー。恐るおそる手すりから下を覗くと、灰色のボールがプカプカと浮かんでいた。
ダムの管理人さん。ごめんなさい。

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