2009年11月24日火曜日

娘の真摯な切なる願い

うるまシティプラザの2Fにあるファンシーショップ「Happy Rise Company」。
私にとっては何が良いのかさっぱりわからないショップのひとつである。
だが、9才の娘にとっては、魅力たっぷりの場所であるようだ。
「お父さん。私これがとっても可愛いと思うの。」甘い声で攻めてくる。あーそうかいそうかい。要は買って欲しいってわけだな。
「でも、今日は買わないよ。」娘は作戦が失敗したと判断し、違う手段を講じることを決意する。
「うん。わかってる。でも、もうちょっとだけ見てていい?」
「そりゃ構わないよ。」熱心に商品をみてる愛娘をみていると、買ってあげたい気にさせられる。ひょっとして娘は、ここまで計算しているのだろうか。
「じゃあ、そろそろ行こうか。」
「あ、いや、じゃもうちょっとだけ。」自分の欲しいものをどうやったら手に入れられるのか一所懸命考えている。
だが、私も頑固である。今日はここで買うべきではないと決めちゃっているのだ。
娘は万策尽きて、肩を落としている。そんなにがっかりしなくとも良いではないか。少し可哀相になってくる。
しかし、これはモノを大事にして欲しいと私の願いからの仕打ちなのだよ。このくらいは我慢しなさい。
クリスマスには、希望の品をプレゼントしてあげるつもりなのだから。

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