会場は、うるま市きむたかホール。たくさんの方が来場されていました。
開会のあいさつ、家庭教育について、社会教育についての発表の後、うるま市の学習状況調査報告がおこなわれました。
実際の数値をみてしまうと、結構な説得力があります。
比較する数値は、小学6年の全国の平均値、うるま市の平均値、秋田県の平均値。
中学3年のデータもありますが、小学6年で比較してみることにします。
ちなみになんで秋田かっというと、秋田県は、全国学力テストで2年連続1位となっているからです。
沖縄は悲しいことに2年連続の最下位。一体どのような原因が学力に影響しているのでしょうか。
「家で学校の授業の復習をしていますか。」
全国 43.4%。秋田県 79.7%。うるま市 71.2%。
秋田県もうるま市も全国平均を大きく上回っています。
じゃあ何で、沖縄県って学力テストが最下位なのだろう。
おそらく、学習の仕方に問題があるのかもしれません。量より質ってことなのでしょうか。
「普段7時より前に起きますか。」
全国 75.0%。秋田県 90.3%。うるま市 69.9%。
「普段10時より前に寝ますか。」
全国 41.4%。秋田県 50.9%。うるま市 31.7%。
おっと、これは差が顕著。つまり秋田県の小学生は早寝早起き。沖縄の場合は遅寝遅起きなのだ。
沖縄の日没が遅いのが原因かも知れませんが、これはちと問題だ。
あと、意外だったのは次の結果。
「今住んでいる地域の行事に参加していますか。」
全国 59.9%。秋田県 75.6%。うるま市 36.4%。
「今住んでいる地域の歴史や自然について関心がありますか。」
全国 48.2%。秋田県 57.8%。うるま市 37.8%。
えっ?沖縄こそ地域社会が活発なところだと思っていたのに。全国平均よりも下回っているとは。
沖縄には、沖縄ならではの行事、歴史、自然がたっくさんあるっていうのに。
大人の意識、大人が地域に関心を持つことが必要なのでしょう。
この素晴らしい沖縄の文化を、子供たちに正しく伝える努力を続けなければいけません。
学力が相対的に低いのも問題ですが、地域への関心が低いというのも大きな問題です。
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