2009年3月10日火曜日

日本の中の米国に突入する

知人のアメリカ人の招待で、キャンプ・ハンセンに行ってきました。
キャンプ・ハンセンとは、金武町にある米国海兵隊の戦術的作戦訓練基地。
ゲートの入り口で車を止め、子供たちに車から出ないように言いきかせ、入場の許可を得ようと並んでいると、守衛さんが妙齢なTシャツ一枚の日本女性と何か話しこんでいる。
聞き耳を立てると、どうもTシャツ一枚だと問題のようで「上着を着なさい。」と言われてるようだ。
おぉ、結構チェックが厳しいのかな。ちょっと緊張してきたぞ。
私の場合は特に問題なくパス。免許証と車検証の提示だけで済んだ。ホッ。
さて、基地内に突入だぁー。うん?キレイに建物が並んでいるが何か無機質に感じてしまうぞ。軍の基地だからしょうがないか。
おっ、シアターがあるではないか。これは病院かな。郵便局もある。たいていのものは揃ってるようだ。
少し大きめの「PX」と書かれてある建物の前で車を止める。「PX」って何?聞いてみると基地内の売店をそう呼ぶそうである。
中に入ると、予想以上に広く開放感がある。そして、いろんなものが売られているようだ。
手前はフードコートになっていて、31アイスクリーム、Pizza Hut、Subwayなどなど。SoftBankもあった。
奥にはスーパーのような日用雑貨が売られている。ちょっとワクワクしてきたぞ。フードコートは日本円でもOK。
スーパーを覗いてみると、あらゆるものが売られている。ほー。
ただしここは、TAX FreeのためIDカードがなければ買えないらしい。値段をみてみると...確かに少し安い。
しっかし、ここは当たり前だけど米国だ。米国本土の雰囲気と通じるものがある。
行き交う人々、売られてる品々、英語があちらこちらで飛び交っている。
私はこの雰囲気が好きだ。なんでだろう。ちょっとした緊張感とともに、何かモチベートされる気分になる。
ウチの子供たちにも良い経験になった筈だ。
そして知人のアメリカ人といえば、この雰囲気の中で、とてもカッチョ良くイキイキしてるように思える。
もっと言えば、豊かにみえてしまうのだ。日本も十分に豊かな筈なのに、この違いは憧憬からくるものなのだろうか。
この瞬間、子供たちはどのように感じ、そして今後どう感じていくのだろう。
一介の日本人として、日本や沖縄の素晴らしさを教えていくことも必要だ。そして、海外に視野を転じることも必要になってくるのだろう。

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