2008年11月14日金曜日

キジムナーを見たことある?

占い研究家を標榜している私ですが、残念ながらインスピレーションはほとんどありません。
しかぁし、沖縄に住んでますと、霊的な何かに触れることがままあるのです。
このあたりの話をすると、大量なレポートになりそうなので、今回はキジムナーにとどめておくことにします。
キジムナーとは、沖縄諸島周辺で伝承されてきた妖怪です。
ガジュマルの古木に住み着いていることから、精霊・妖精とも言われています。
とくに悪さをするわけでもなく、東北地方の座敷わらしに近い伝承もあり、人気の高い妖怪なのです。
周りの人たちにキジムナーのことを話すと「私みたことある」とか「うちの母がみたって」とか、目撃されてる方が結構多い。
そこで私の目撃談をひとつ。
深夜2時頃、国道329号をバイクで帰宅中でした。
数十キロで走ってるバイクのすぐ目の前に、子供が突然現れたのです。
「危ない!ぶつかる!」と咄嗟にブレーキをかけましたが、100%避けられないと感じました。
と、その瞬間、耳に残る笑い声とともに子供はいずこかに消えてしまったのです。
近くにはガジュマルの木が...
私は人身事故にならなかった事にひとまず安堵はしましたが、しばらくは何が起きたのかが理解できず、足の震えを感じながら呆然と立ちつくしてました。
後日、何人かにこの事を話したら「それはキジムナーのいたずらサー」と事も無げな返事をもらいました。
いたずらだったのかな。
あの出来事って本当のことだったのかな。
キジムナーが沖縄の日常生活に溶け込んでいることは間違いないのかも知れません。

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