2008年11月23日日曜日

垂直のすべり台で逡巡す

沖縄市民会館の隣にある八重島公園にあるすべり台です。
名前は「ダブルデッカー」。
滑る箇所が2段になってることから来た名づけたのでしょう。
見てください。これは本当にすべり台というシロモノなのでしょうか。
ほぼ垂直ではありませんか。
滑るというより、落下するといった感じです。
ダブルデッカーの看板に、こう記載されています。
「ダブルデッカーは安全性の高いすべり台です」
ほぅ。ではそれを信じましょう。
滑り方はというと、上部の鉄棒にぶら下がった状態で、両手を一気に離して滑る。
手を離す勇気が必要なのだ。
ジェットコースターの場合は、乗る勇気さえあればよいが、この場合は違う。
自分の意思で両手を離さなければならない。
手を離すかどうかの瞬間がとても恐ろしい。
私は、なんとか両手でぶら下がったその瞬間、あろうことか後戻りできないことに気が付いた。
もう私の腕では、自分の体重を持ち上げることができないようだ。
仕方ない。手を離すしかないではないか。
ええい、ままよ。手を離すと一瞬ではあるが「G」を感じることができました。
少しばかりの爽快感。
ということで、子供の手前どうにかこうにか滑ることができたが、当の子供達はしばらくの間逡巡し、あきらめた様子。
いいよいいよ。
もっと大っきくなってから、また来ることにしよう。

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