2008年12月8日月曜日

スマートボールの白い球

先ほどまで、つまらそうにしていた娘に「スマートボールをやりにいくか」と聞くと「やりたーい」と言うので、江ノ島までやってきました。
果たして、テレビゲームやiPhoneのゲームを好んでする娘が、スマートボールのようなシンプルなゲームで本当に喜ぶだろうか?
が、そんな疑念はすぐに払拭。スマートボールの席に座った瞬間、まぁ喜ぶ喜ぶ。
実際にピンボールの要領で自分の手で白い玉を発射するという行為が面白いのだろうか。
いやいや、打ち出した白い球が見事穴に入り、数個の球が払いだされるのが面白いのだろうか。
そういえば私も、小さい頃は大好きだった。
私の親が1度しかさせてくれないのは判っていたので、1球ずつ真剣に球を発射したことを覚えている。
誰かからたまたまスマートボールの白い球をもらったときは、宝石をもらったような気がして、大事にしていたものだ。
あの白い球はどこにいったんだっけ。
娘がスマートボールを操作する様子をしばらくみていたら、テキトーに球がなくなり始めたときに、穴に入り球が増え喜ぶ。
そしてまた、球の数が少なくなったところで、穴に入り球が増え喜ぶ。
なにがしかの景品などの見返りがなくっても、与えられた白い球が自分の行為で増えた瞬間というが、単純に嬉しいのだろう。
おそらく、来年もやりたがるに違いない。

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