2008年12月19日金曜日

犬の致死病が沖縄で流行

恐ろしい記事が沖縄タイムスに掲載されていました。
犬が激しい嘔吐や血便などを繰り返し、致死傷が高い「犬パルボウイルス」が沖縄本島全域で流行しているようです。
今年3月から135件の発生が確認され、我がうるま市でも21件発生したとか。
犬パルボウイルス感染症は、感染した犬との接触、嘔吐物、便などを介して経口感染してしまう。
パルボウイルスは20年前に本土でも猛威をふるったようです。
このウイルスはものすごくタフで、自然環境のなかで半年以上も感染力を保ったまま、生き続けることができる。
このため、犬を飼っている人の体や衣服、犬舎や室内、庭先などに付着しても、石鹸やふつうの消毒液では殺菌することができない。
不幸にしてパルボウイルスの感染で死亡した犬の代わりに、また新たに子犬を飼い始めても、ワクチン接種前に感染して、悲劇をくり返すことがある。
そういう頑強な奴なのだ。とにかく、すぐにワクチンの接種が必要だ。
あー。家の2匹のビールグル達は、ほっておいたら何でも口にしてしまうので、このままでは非常に危険なのです。
近年は、本土で流行した例はなく、今回の流行は沖縄特有の現象のようだ。
それは何故か。
1.狂犬病予防接種率が全国最下位
2.放し飼いや捨て犬が多い
などで、さまざまな感染症が流行する危険要因がそろっているのです。
う~ん。確かに、我が家の周りには放し飼いの犬や、野良犬っぽいのがウロウロしている。
もし発症した場合、直接的な治療法がないそうなので、今の時点でワクチンを接種して予防するしかあるまい。

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