2008年12月10日水曜日

アフリカマイマイを耳にあてて

うちの会社の女子社員が以前「本土ではアフリカマイマイの殻が貝殻として売られてた」と言っていました。
まさかそんなことはないっしょと、半ば冗談かと思っていたら...本当だった!!
江ノ島の土産品店に売られていたのです。
アフリカマイマイとは、沖縄で普通に見かける巨大なカタツムリ。
1930年頃に食用目的で人為的に日本に持ち込まれた経緯がありますが、食糧事情が好転したため、今では誰も食べてはいません。
恐ろしいことに寄生虫を宿している可能性があって、人間に寄生した場合、脳膜炎を引き起こし死に至るケースもある害虫なのです。
我が家にも、雨上がりの日とかにはそこら中で這い回っています。
ものすごい繁殖力で、約10日の周期で産卵し、一度で100~1000個の卵が生まれるそうです。
そしてカタツムリのくせに、1晩で50m以上も移動しちゃうのだ。
こんなものを貝殻として売っているのですよぉ。
土産店の人が「これは自然の貝殻ですよ」と言ってます。
そりゃあ、自然なのかも知れません。
しっかし、害虫ではありませんか。
誰かがこんなものを耳にあてて「海の音が聴こえる」などと、言ってるかもしれないじゃないの。
ちなみに、安物のエスカルゴの缶詰には、アフリカマイマイが使われてるそうです。

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